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味が良いから“あじ”。 知れば百倍旨くなる、真鰺(まあじ)の深淵なるモノコト。

本ページで紹介するメニューは、一部店舗では提供しておりません。また、店舗によって使用している食材の調理方法や盛り付けが異なる場合がございます
※当日の入荷状況等、詳細は各店舗までお問い合わせください
日常に潜む、究極の贅沢
日本の食卓において、これほど親しまれている魚は他にいないでしょう。
“あじ(鰺)”。
大衆魚の代表格でありながら、旬の時期のそれは、高級魚を凌駕するほどの輝きと旨みを放ちます。
5月の「いま旬!」フェアもいよいよ掉尾を飾ります。今回は、知っているようで知らない“あじ”の正体を、プロの視点から掘り下げてみましょう。

其の一:名前の由来はストレートな「愛」
なぜこの魚を“あじ”と呼ぶのか。
諸説ありますが、最も有力なのは江戸時代の学者・新井白石が唱えた「味が良いからアジ」という説です。
また、漢字の「鰺」は、魚偏に「参」と書きます。
これは「一番美味しい時期が旧暦の三月(現在の五月頃)だから」という説や、「美味しすぎて参ってしまうから」という粋な説まで存在します。
いずれにせよ、その美味しさが名前に刻まれている稀有な魚なのです。
其の二:五月の“あじ”が「一番」な理由
“あじ”は一年中流通していますが、五月のあじは「一番獲り」と呼ばれ、特別な存在です。
脂の質:
産卵を控え、餌をたっぷり食べているため、DHAやEPAといった良質な脂が身の隅々まで行き渡っています。
身の若さ:
この時期のあじは小骨がまだ柔らかく、皮も薄いため、刺身や握りにした際の口どけが非常に滑らかです。
銀色の輝き:
新鮮な個体ほど、皮目が鏡のように銀色に光ります。
一度も冷凍しないことで保たれるこの「銀色の輝き」は、鮮度の絶対的な証拠です。
其の三:命を繋ぐ「始末の心」
私たちは、豊洲市場から届くあじを余すことなく使い切ります。
刺身や握りとして身を堪能していただいた後は、残った中骨や頭を丁寧に処理し、出汁や次の料理のベースとして活用する。
「始末の心」を持って食材に接すること。
それが、日本人が1000年以上愛し続けてきた“あじ”という生命に対する、私たちの最大の敬意です。
やっぱり!これを食べなきゃ帰れない、究極の逸品
ここまで「いま旬!」の生あじメニューをご紹介してきましたが、最後にどうしてもお伝えしたい、当店の「看板」がございます。
それが、グランドメニューで不動の人気を誇る「自家製タルタル“生”あじフライ」です。
最大の特徴は「お刺身や握りで提供している“生”のあじを、そのままフライにしている」という点。
一般的な冷凍のあじフライとは、一口目の食感から全く異なります。
ふわふわ:
生の身をそのまま揚げることで、水分を保ったまま熱が通り、驚くほどふっくらとした口どけに。
サクサク:
職人の技でカラリと揚げた衣が、身の柔らかさを引き立てます。
一度も冷凍していない「生」だからこそ辿り着ける、この「ふわふわサクサク」の至福。
たっぷりの自家製タルタルソースを添えてお出しします。
「今日、あじが一番旨い店はどこか?」
その答えは、ぜひ皆さまの舌でお確かめください。
スタッフ一同、最高鮮度のあじと共にお待ちしております。





